妊娠中の虫歯治療
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充填(詰める治療)は ・妊娠初期 ・妊娠中期 ・妊娠後期 どの時期でも可能です。 出産後はしばらく通院困難となるため 早めに治療した方が良いと思います。
大きい虫歯の場合、 妊娠初期と妊娠後期は 応急処置に留めるべきと言われています。 一般的には、 本格的な治療は妊娠中期に行います。 しかし、最近は、 妊娠中に大掛かりな治療はするべきではない とする説が増えています。
抜歯の場合は 妊娠中期であれば可能とする説もありますが、 出産後まで待つべきとする説が優勢です。
妊娠後期は 「妊娠性歯肉炎」を発症しやすくなるため 歯肉炎対策治療は必要となることがあります。 歯肉炎対策治療は 妊娠異常がなければ 妊娠後期でも行った方が良いでしょう。
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[妊娠中は虫歯になりやすくなります] (All About 2010年10月01日)
妊娠中は体にさまざまな変化があらわれますが、 唾液が粘っこく、酸性に変化するのもそのひとつ。 虫歯菌が出す酸を中和する働きが弱まり、 口の中が浄化されにくくなります。 さらに、つわりで食事の回数が不規則になったり、 気持ち悪くてしっかり歯磨きができなくなったりと、 口の中の環境は不衛生になりがちです。 そのため虫歯や歯周病が進行しやすいのです。
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[妊娠中のアセトアミノフェン長期服用、男児に生殖障害の恐れ] (Medエッジ 2015年7月6日)
研究グループによると、 最も一般的な男性の生殖障害は 赤ちゃんのときに起こる場合が多いという。 男性ホルモンであるテストステロンが 低くなるために起こってくる。
妊娠中にアセトアミノフェンの長期使用は 赤ちゃんの睾丸が体内から下りてこない 「停留睾丸」の危険性を増やすと見られている。
アセトアミノフェンを通常の治療に使う分量で 7日間にわたってさらすと、 人の胎児の精巣を移植されたネズミでは、 血液中のテストステロンがほぼ半減した。 45%の削減という結果だ。
https://www.mededge.jp/a/gyob/15627
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