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キーワード目次                       更新日:2012年4月26日 
                         

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  この患者さんはなぜ歯を失ったのだろうか?
  ・この患者さんはなぜ「次から次へと病気」になるのだろうか?
こう考えると「予防」が重要になってきます。
50歳時の予防も重要ですが、欲を言えば30歳から予防に取り組んでいれば
よかったのにとなります。
さらに欲を言えばティーンの時から、さらに言えば小児の時から・・・・・

例えば「交叉咬合」という「歯並び」「噛み合わせ」があります。
上下の歯並びが左右にズレている噛み合わせです。
歯を失う最大の要因で、必ず小児期から矯正治療を開始しなければならない
噛み合わせです。
この交叉咬合の場合、雑食動物であるヒトの通常の咀嚼リズム(咀嚼サイクル)
では噛むことが出来ないため、草食動物のように横方向にすりつぶす咀嚼
リズムになります。
歯は上下方向(歯の長軸方向)の力には強いですが、横方向の力には弱いの
です。
交叉咬合の横方向にすりつぶす咀嚼リズムは、歯を前後左右に動かすため、
虫歯や歯周病が進行しやすく、早期に歯を喪失します。

交叉咬合でも縦噛み(チョッパーサイクル)で咀嚼できれば被害は最小限に
留めることが可能ですが、大人になってから交叉咬合のままで咀嚼パターンを
横から縦へ変化させるのは非常に困難です。
咀嚼は無意識下で行っているからです。
さらに、歯だけで咀嚼している訳ではありません。
舌と頬粘膜の共同作業が必要で、高度な協調運動だからです。

つまり、40歳の時点で交叉咬合の危険性を指摘されるよりは、幼稚園時代に
交叉咬合を指摘される方がずっと有利なのです。

(注)3歳児健診では、交叉咬合を指摘される場合とされない場合とが
   あります。
   3歳児健診で異常無しと言われたからと言って安心してはいけません。



(横山歯科医院)

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総合診療医
口腔機能サポートと噛み合わせ治療で予防歯科
横山歯科医院
PC用サイト/治療項目別サイト  
http://yokoyama-dental.info/
栃木県宇都宮市平松本町342-5    電話028-634-3110(平日の9時〜18時)
インターネットで24時間ご予約受付しております
http://yokoyama-dental.jp/ (症状別サイト)
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電話での問い合わせには対応しておりません

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[虫歯が無いことが幸せとは限らない・・・虫歯は感染症]   

大学生のAさんが歯が痛いと言って来院しました。
聞けば幼稚園の時に1〜2回歯科医院に通院したような記憶があるだけだ
そうです。
小学校・中学校と学校歯科検診では虫歯が1本も無いと言われたそうです。
そして今回、1年以上前から時々しみていたのですが「自分は虫歯になりにくい
体質」と信じ込んでいたために、虫歯だとは考えず、知覚過敏だと思っていた
そうです。
3か月前からは時々痛みもあったそうですが、それでも虫歯だとは考え
にくかったそうです。
激痛が出現するようになったところでいよいよ友人に相談したところ、
歯科受診を勧められたそうです。
虫歯の程度はC3〜4(
C7万一部C700万)で、虫歯が歯髄神経まで達して
いて、さらに一部虫歯が歯肉の下まで進行していました。
歯を保存できるか抜歯になるかギリギリの状態でした。
しかし、歯髄神経を取って痛みが無くなった段階でAさんは来院しなく
なりました。
もし次回来院することがあったとしたら、その時は抜歯する必要があります。


新社会人のBさんが歯が痛いと言って来院しました。
聞けばAさん同様に、幼稚園の時に1〜2回歯科医院に通院したような
記憶があるだけだそうです。
小学校・中学校と学校歯科検診では虫歯が1本も無いと言われたそうです。
さんの場合、横向きに生えている親知らずの影響で、手前の第2大臼歯が
虫歯になっていました。
来院した時の虫歯の程度はC
3〜C4
で、虫歯が歯髄神経まで達していて、
さらに一部虫歯が歯肉の下まで進行していました。
しかし、歯髄神経を取って痛みが無くなった段階でBさんも来院しなく
なりました。
Bさんは半年後に親知らずが痛くなって再来院しましたが、第2大臼歯も
さらに虫歯が進行していました。
抜歯の適応でしたが再度来院しなくなりました。
進行した虫歯を放置すると虫歯原因菌が大量に増殖するため、次々に虫歯が
できる悪循環に突入します。


21歳女性のCさんは小学生の時からの当院の患者さんです。
C1〜C2(C10〜C200)の虫歯が10本以上ありましたが、全て「コンポジット  
レジン充填」で治療完了しました。
小学生の間は定期健診に来院していましたが、中学生になると部活動が忙しくなり、
定期健診に来なくなりました。
よくあるパターンです。
しかし、Cさんは
  ・虫歯ができやすいことを自覚していて歯磨きを徹底している
  ・問題があればすぐに来院する
ためにコンポジットレジン充填の治療で済んでいます。
20歳の時にも奥歯が時々少し痛いということで来院しました。
虫歯ではありませんでした。
ストレスによる噛みしめに伴う歯痛でした。
噛みしめないように気をつけたところ、1週間で痛みは無くなりました。
このままで行けばCさんは歯を喪失する可能性は極めて低く、歯髄神経の治療を
必要とする可能性も低いことでしょう。
今後問題が生じるとすれば、それは虫歯原因菌の多い彼氏ができるかもしれない
ことです。
虫歯も歯周病も感染症の側面がありますから、虫歯原因菌の多い彼氏から
より強力な虫歯原因菌が感染するかもしれません。
その場合には「丁寧な歯磨き」では不十分で「親の敵のごとき歯磨き」が
必要になってきます。
でも、Cさんは「問題があればすぐに来院する」でしょうから、本当に問題が
あれば、その時点で「親の敵のごとき歯磨き」への修正をアドバイスできる
ことでしょう。



勤務医時代の診療所は、中国残留日本人引き揚げ者が多い地域にありました。
残留日本人の方々は歯磨きの習慣がありませんでした。
岩のような歯石がついていて歯の原形がわからない程でしたが、虫歯は
ありませんでした。
虫歯原因菌が極めて少ないのかもしれませんが、最大の要因は砂糖の無い
生活でした。
ところが日本での生活が始まると、今までの分を取り戻すがごとく
砂糖まみれの生活になります。
虫歯原因菌も親戚や知人・支援者などから感染するのでしょう。
その後は悲惨な状況へ一直線です。
なにしろ歯磨きの習慣が無いのですから、治療するスピードよりも虫歯が
増えるスピードの方が圧倒的に速いのです。



3歳児健診や学校検診で虫歯が無いと言われることが本当に幸せなので
しょうか・・・・・


(横山歯科医院)








 

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