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<30B>[顎関節症:子どもの患者が増加中]
[「顎関節症」 子どもの患者が増加中
食生活の変化 新たな治療法も]
(産経新聞 2009年6月24日)
国民の2人に1人がかかっているといわれる顎関節症。
20〜30代に多く、日本テレビの宮崎宣子アナウンサー(29)も
この病気治療のため、休養に追い込まれた。
最近は子どもの患者も増えているという。
こうした中、新たな治療法の取り組みも始まっている。
(平尾隆夫)
<食生活の変化>
岡山大大学院の松香芳三准教授(顎口腔制御学)が大学院生時代の
平成4年、岡山市内の成人男女4,000人(回答数700人)を対象に
行ったアンケートで、全体の46%が顎関節症の症状を感じたことが
あると回答した。
NPO法人「日本顎咬合学会」が平成14年に実施した受診者調査
などからは、患者は10代半ばから増え始め、20〜30代が最も多く、
男女比では1対3と女性が多いことが分かった。
発症の原因が他の病気であることも多く、「まず専門医の診断を
受け、症状の原因を見つけることが大切」と日本顎関節学会の
覚道健治理事長(大阪歯科大付属病院長)は話す。
近年、子どもが症状を訴えるケースが目立つ。
学校で歯の検診に、顎の項目が加わり、症状が顕在化したためと
みられる。
柔らかい食べ物を好む食生活の変化で、かむ力や回数が減ったことが
一因との指摘もある。
耳の前あたりにある顎関節は側頭部の骨のくぼみに下あごの先端の
骨が入り込む構造で、適度の空間と関節円板というクッションで
骨同士の摩擦を和らげている。
鎮痛剤の服用で関節内の炎症を鎮めたり、スプリントと呼ばれる
プラスチック板を歯列にかぶせてクッションのずれを治すなどして
関節の負担を軽くするのが一般的な治療法だ。
<負担をかけない>
顎関節症の予防や病後のケアで注意すべき点として、覚道理事長は
「顎に負担をかけないこと」とアドバイスする。
硬い食材、歯を食いしばるスポーツ、管楽器の演奏、頬杖を避ける
ことも肝心だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000105-san-soci
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