顎関節症  
顎関節症の治療
更新日:201812

ピクチャ 4

[顎関節症の主な症状]  

口が開かない、開きにくい
口を開けると顎(アゴ)が痛い
・口を開けると大きな音がする
   ・ゴリゴリという低い音の「クレピタス」
   ・カクンという弾撥音である「クリッキング」

・口がきちんと閉じない



[顎関節症が否定できない症状]  

頭痛
・頭重感
・頭部皮膚の過敏(ブラッシング時疼痛)
・眼精疲労
・視力の低下
・眼痛
・涙が出て止まらない
・目が小さくなる
・左右の目の高さに差が出る
・まぶたの痙攣
・目の下のクマ
・三叉神経痛のような痛み
・めまい
・耳鳴り
・難聴
・耳の痛み
・耳管開放症のような症状
・口唇が斜めに傾く
・知覚過敏
・歯ぎしりの悪化
・噛みしめ
・舌痛症
・味覚障害
・滑舌の悪化
・嚥下(飲み込み)障害 
・咽喉の違和感、詰まり感、疼痛
・呼吸困難感
・咳が出る(内科的には異常無し)
・首の痛み
・肩こり
・肩甲骨の痛み
・背中の痛み
・猫背
・心臓周囲の痛み
・肋間神経痛のような痛み
・胸部、乳房のしこりや痛み
・腹痛
・腕手のしびれや痛み
・五十肩
・指や関節の腫れや痛み(リウマチのような症状)
・がに股の悪化
・股関節の痛みや脱臼
・足のもつれ
・膝の痛み
・足のタコ、ウオノメ
・足底の痛み
・脚の長さが左右で違う



[顎関節症
発症のきっかけ]   

硬い物を噛む
・あくび(欠伸)
・歯ぎしり
・噛み締め(食いしばり)
・悪い寝相
・歯列矯正治療



[顎関節症の原因]  

・噛み合わせの悪さやズレ
・歯並び
・歯ぎしり
・噛み締め(食いしばり)
歯列接触癖TCH
異常嚥下癖
・低位舌
・態癖(生活悪習癖)



[態癖(生活悪習癖)
   

・頬杖
・「考える人」のポーズ
・横向き寝
・うつ伏せ寝
・テーブルや机で寝る
・ソファーでのうたた寝
・テレビの位置が悪い
・長時間や頻回の電話
・長時間の勉強
・長時間の事務作業やパソコン
・美容師や歯科医師、歯科衛生士
・その他の姿勢の悪い職業(首を上下左右に長時間向ける)
哢唇癖(口唇を舐める癖)
・咬唇癖
・舌突出癖
・オトガイ(下顎の先端)の過緊張




[顎関節症の治療]   

(1)西洋医薬治療(保険治療)

(2)痛みが軽くなった時点で

   マウスピース=スプリント治療(保険治療)

(3)定期検診(保険治療)
   根本原因の探索と改善
   再発防止




[クローズドロックマニピュレーション横山法) 

顎関節症の最も困った症状に開口不良があります。
重症になるとにぎり寿司が食べられなくなります。
にぎり寿司が食べられなくなる状態をクローズドロック
呼びます。

従来、クローズドロックは顎関節部に薬液を注入しながら
術者の腕力に頼って無理やり顎関節を可動させる治療法が
行われてきました。

その後、日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第1講座の
小出馨教授によって、テコの原理を取り入れたクローズドロック
マニピュレーション(小出法)が開発されました。
画期的な治療法です。

当院では、小出教授のテコの原理をそのまま受け継ぎ、
スプリント(マウスピース)を使用して治療効率を高めた
クローズドロックマニピュレーション横山法)を開発
致しました。

顎関節の構造と動き 

顎関節症の臨床的分類とその症状 

日本顎関節学会の分類 

咀嚼筋 腱・腱膜過形成 



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