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<22>顎関節症のスプリント(マウスピース)治療

普段に噛んでいる位置は、
上下の歯が最も多く接触する位置です。
そうでなければ、物を食べられないからです。

この上下の歯が最も多く接触する位置は、
歯並びが悪い人にも、悪いなりに存在しますし、
噛み合わせが悪い人にも、悪いなりに存在します。
あくまでも、歯が基準の位置です。


しかし、
その位置が、
顎関節の骨や筋肉にとって楽な位置とは限りません。


顎関節の骨や筋肉にとって楽な位置を探すのが、
顎関節症のスプリント(マウスピース)治療の主目的です。


保険治療です。

スプリント(マウスピース)によって
顎関節の骨や筋肉にとって楽な位置がみつかった

比較的軽症な場合>
顎関節の骨や筋肉にとって楽な位置で
スプリント(マウスピース)を使用することによって、
骨や筋肉がリラックスします。
骨や筋肉のストレス許容量が増大します。
これによって、
スプリント(マウスピース)を使用しない場合でも
顎関節症の症状が出なくなります。


<重症な場合>
スプリント(マウスピース)を使用している間は
骨や筋肉がリラックスするのですが、
使用を止めると症状が再発します。

骨や筋肉のストレス許容量の限度を超えて
歯並びや噛み合わせが悪い場合です。

この場合には、
歯列矯正治療や咬合(噛み合わせ)治療が必要となります。

スプリント(マウスピース)の種類

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