歯周病

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歯周病は前癌病変 

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ピクチャ 5

歯肉出血時の手当て

重症〜最重症の歯周病の場合

重症〜最重症の歯周病の場合、歯肉出血したまま歯磨きを
続けると歯周病が悪化します。
また、歯肉退縮(歯ぐきが下がって歯が長く見える)の
原因になります。

食塩水(ぬるま湯)使用し、その後、タンニン液(
番茶の出がらし)を使用します。

歯ブラシは、完全に歯肉出血が落ち着いてから再開します。

詳細は、片山恒夫著「歯槽膿漏〜抜かずに治す」をご参照ください。
(絶版→再版されました)

軽症の歯周病の場合

軽症の歯周病の場合、歯肉出血してもそのまま歯磨きを
続けた方が改善します。

但し、歯ブラシに伴う歯肉出血でも、歯周病菌が血管に
入り込み全身を巡るので内科疾患がある人は要注意です。
歯肉出血が止まるまで抗生物質を飲むか、重症〜最重症の
場合と同じように食塩水+タンニン液を使用します。