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歯肉出血時の手当て
重症〜最重症の歯周病の場合
重症〜最重症の歯周病の場合、歯肉出血したまま歯磨きを続けると歯周病が悪化します。また、歯肉退縮(歯ぐきが下がって歯が長く見える)の原因になります。食塩水(ぬるま湯)使用し、その後、タンニン液(番茶の出がらし)を使用します。歯ブラシは、完全に歯肉出血が落ち着いてから再開します。詳細は、片山恒夫著「歯槽膿漏〜抜かずに治す」をご参照ください。(絶版→再版されました)
軽症の歯周病の場合
軽症の歯周病の場合、歯肉出血してもそのまま歯磨きを続けた方が改善します。但し、歯ブラシに伴う歯肉出血でも、歯周病菌が血管に入り込み全身を巡るので内科疾患がある人は要注意です。歯肉出血が止まるまで抗生物質を飲むか、重症〜最重症の場合と同じように食塩水+タンニン液を使用します。