ドライマウス口腔乾燥症
唾液減少症 シェーグレン症候群
ドライマウスの治療 口腔乾燥症の治療

更新日:2018年12月6

ピクチャ 4

シェーグレン症候群 

ミクリッツ病 


唾液分泌量測定 

唾液分泌のしくみ 

唾液の役割 

唾液過多症 


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栄養医学療法 

*ドライマウスの症状 

ドライマウスの疫学 

ドライマウスの検査 

ドライマウスの治療 

唾液腺マッサージ 

対策グッズ 

ドライマウスの栄養療法 

高齢者と唾液分泌量 

薬剤と唾液分泌量 

小唾液腺と口腔乾燥感

顎関節痛との関係 

薬剤性ドライマウス 

ドライマウス口腔乾燥症の症状]   

・パンやビスケットが食べにくい
・口の中や咽喉(のどが乾く
・夜、口が乾いて目が覚める
・虫歯が増えた
・歯周病が悪化した
・味がおかしい
・味がしない(味を感じにくい)(味覚障害)
・舌が痛い(舌痛症)
・会話がしにくい
口臭が気になるようになってきた
・風邪を引きやすくなる
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ドライマウス口腔乾燥症の疫学]   

ドライマウス口腔乾燥症の潜在患者数は800万人〜3000万人
のぼるといわれています。
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ドライマウス口腔乾燥症の検査]   

(1)安静時唾液分泌量の測定
(2)刺激時唾液分泌量の測定
)シェーグレン症候群との鑑別
(4)口腔カンジダ症の検査
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ドライマウス口腔乾燥症の治療]  

唾液の分泌量増加と性状改善を目的に「栄養医学療法」が
主な治療法です。

唾液腺マッサージも有効です。


漢方治療という選択肢もあります。
効く人には効きますが効かない人には効きません。

軽症の場合には、スプレーや軟膏などのドライマウス対策
グッズの活用も有効です。
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唾液腺マッサージ]  

耳下腺は耳の前下方にあります。
指を回転させながらマッサージします。

顎下腺は顎角部の内側にあります。
親指で押して刺激します。

舌下腺は下顎前方の内側にあります。
親指で押して刺激します。
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ドライマウス
口腔乾燥症対策グッズ]  

・ウエットケア(スプレー)
・うるおーら(ジェル/リンス)
・バイオティーン(歯磨剤/洗口剤)
・オーラルバランス(ジェル/リキッド)
・コンクール(ジェル)
・オーラルアクアジェル(ジェル)
・ハニーウエット(ゼリー)
・オーラルウエット(スプレー)
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ドライマウス口腔乾燥症の栄養医学療法]  

唾液の分泌のしくみ考えると
 ・交感神経優位、自律神経失調を引き起こす血糖調節障害
 ・腺房細胞から導管細胞への変化を引き起こすであろう栄養障害
がドライマウス口腔乾燥症の第1原因であろうと思います。

例えば、腺房細胞から導管細胞への変化、すなわち、唾液を作る
細胞が減少し、唾液を輸送する細胞が増加するのを防ぐには、
ビタミンAが有効です。
ビタミンAには、細胞が正常に増殖し、本来の役目をするように
誘導する働きがあります。

その他にも多くの栄養素が関連しているため、血液検査にて
患者さんの不足している、或いは過剰な栄養素を調べます。
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高齢者と唾液分泌量]   

高齢になると少しは唾液分泌が減少しますが、日常生活に
支障の無い範囲で減少するというのが現在の考え方です。
つまり、高齢者だからドライマウス口腔乾燥症は仕方がない
という考え方は間違いということになります。

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薬剤と唾液分泌量]  

ほとんど
全ての薬剤は多かれ少なかれ唾液分泌を減少させます。
特に、
 ・抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)
 ・風邪薬
 ・精神科や心療内科で処方される薬剤
は、顕著です。
担当医と相談して、可能ならば
 ・薬剤の種類や量を減らしてもらう
 ・薬剤の種類を変更してもらう

のが良いでしょう。
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唾液腺分泌量低下と口腔乾燥感]  

唾液腺唾液分泌量が少ないため5〜)、これまでは
無視されてきました。
しかし、最近の調査研究では、小唾液腺の唾液分泌量が減少
すると、口腔乾燥感を訴える患者さんが増加するという結果が
出てきています。

小唾液腺や舌下腺は粘液性の唾液を分泌します。
ムチン等の糖タンパク質や他のタンパク質が多く含まれています。
ムチンは粘膜や歯に付着する性質があります。
ムチンは粘膜や歯を乾燥から防いでいます。
これを唾液の
保護作用といいます。

タンパク質や糖タンパク質の合成・分泌が低下すると、唾液の
粘性が下がり、ムチンも減少して口腔乾燥感を訴えるように
なります。
タンパク質や糖タンパク質の合成・分泌が低下は
栄養障害(栄養素不足)が第1原因です。
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安静時唾液分泌量と顎関節痛との関係]   

安静時唾液分泌量が少ないほど顎関節症に伴う疼痛を訴える
割合が増加するという研究結果があります。
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ドライマウス
を起す抗けいれん薬]  

ブスコパアトロピン系鎮けい剤)(内蔵けいれん治療薬)は、

アセチルコリンを抑えることで副交感神経の作用を弱めます。
(抗コリン作用)
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