[壊死性潰瘍性歯肉炎/歯周炎]
症状として、歯肉上に偽膜の形成、潰瘍の形成、歯肉組織の壊死、 疼痛、口臭などです。 急激に発症することが多く、大学の講義では「急性壊死性潰瘍性 歯肉炎/歯周炎」と習いましたが、その後、慢性に経過する場合も あるために名称が変更されました。
偽膜(白い膜)は剥がれやすく、取れてしまうと潰瘍部が露出 するため、歯肉から出血します。 歯ブラシは痛くて使用できません。 痛みで食事ができないこともあります。 重症になると、炎症が周囲組織に波及し、発熱、頭痛、倦怠感 などの症状が現れるます。
元々歯肉炎や歯周炎があって、さらに疲労や栄養障害などの全身的 要因が加わって発症する考えられています。 栄養状態を改善しない場合には、再発する可能性が高くなります。
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