歯並び

[咬合育成] 

<3歳〜5歳>  

  
・歯間空隙がある(すきっ歯である)
  ・正中が一致
  ・反対咬合がない
  ・オープンバイトがない(前歯が噛み合っている
こと
  ・クロスバイトがない
(交叉咬合でない)
  
欠損歯がない


<6歳〜8歳>  
  
・前歯が大き過ぎない
  ・前歯の捻転がない

  ・6歳臼歯が第2乳臼歯の後方に萠出
  ・6歳臼歯が捻転していない
  ・
奥歯の噛み合わせが正常(出っ歯や反対咬合がない)
  ・前歯の被害が正常(反対咬合でない)
  ・オープンバイトがない
(開咬ではない)
  ・乳犬歯が残存している
  ・正中が一致
  ・萠出遅延歯がない

[乳歯の反対咬合] 

以前、乳歯の反対咬合は永久歯になると自然に治ることもある
ので、経過観察するとされていました。
しかし、最近の調査研究の結果、永久歯になると自然治癒する確率が
10〜20%であることが判明しました。
つまり、経過観察してはいけないのです。
乳歯の反対咬合は早期の治療開始が必要なのです。

[ムーシルド治療] 

<ムーシルド
とは>

反対咬合や交叉咬合の治療で
多くの場合、最初に選択する
矯正装置です。
  
上下一体式
  ・機能矯正装置(筋の力を利用した装置)
  ・可撤式(取り外し式)
装置です。
主に夜間睡眠時に使用します。
夜間睡眠時に加えて、テレビを見ている時や本を読んでいる時にも
使用した方がより効果的です。


<ムーシールド
の原理>

低位舌によって、押してはいけない下顎歯列を押してしまい、
本来押さなければならない上顎歯列を押さないので、上顎劣成長に
なってしまうのが反対咬合です。
ムーシールドは、舌位置を矯正し、舌が正しく上顎歯列を押して、
上顎骨の成長を助けるように誘導します。
また、上口唇の過緊張によって、上顎前歯を内側へ押してしまう
のをブロックすることによって、上顎歯列が前方に成長するのを
助けます。


中高な顔貌を> 

中顔面域(鼻の先)の正しい成長を助けることによって、きれいな
顔貌=中高な顔貌を得られる可能性が高くなります。
これは、顎の成長がほぼ終わってから始めるワイヤー矯正では、
リカバリーできない領域です。
ムーシールドは超早期治療(0期治療、プレ1期治療)に該当
します。
1期治療(歯列の拡大)やII期治療(正しい噛み合わせ治療)は
また別に必要になることがあります。
上顎前突(出っ歯)や叢生(凸凹)
、その他の多くの不正咬合は
1期治療からでも間に合うことが多いのですが、反対咬合
(受け口、下顎前突)は超早期治療が
有効なことが多いのです。

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