欠損補綴 ブリッジ(固定式) 入れ歯 (着脱式) インプラント 更新日:2018年10月29日
[欠損補綴とは] 1歯欠損から全歯欠損までの症例において、入れ歯等の人工物を用いて修復することです。広義には口蓋裂の閉鎖といった機能的な回復も含みます。[補綴とは] 歯科で言う補綴とは、冠(クラウン)と欠損補綴をさします。リハビリ領域では、体の中に埋入する医療用具はプロテーゼ、体の表面に取り付ける人工物はエピテーゼと呼びます。
[ブリッジ/固定式] <メリット>違和感が少ないです。固定式のため粘着性食品を食べることができます。<デメリット>支台となる歯を削らなければなりません。欠損歯の数や位置によっては作ることができません。歯間ブラシの使用が必須です。<特殊なブリッジ>保険治療でも、前歯〜犬歯〜第1小臼歯の表面は白くなります。 奥歯も白くしたい場合や歯の裏面も白くしたい場合も、 スペースが充分あれば可能です。 審美歯科として自費で治療可能です。延長ブリッジは両側で支えるのではなくて、片側だけで支える 特殊なブリッジです。接着ブリッジは、支台をあまり削らない特殊なブリッジです。可撤式ブリッジは自費治療の大型ブリッジにおいて、支台の一部の 歯が抜歯になっても修理可能なように術者可撤式になっています。 自費治療がなるべく無駄にならずに長期間使えるような設計を 考えます。 取れにくい仮着用のセメントで装着するため、通常の食事で 外れることはありません。
[義歯(入れ歯)/着脱式(可撤式)] <メリット>1歯欠損〜全歯欠損の症例に適応可能です。 大部分の症例で保険治療可能です。残存歯をほとんど削る必要がありません。 ・クラスプ(バネ)の通るスペース確保のため削る必要が 生じることがあります。 ・クラスプの維持(引っ掛かり)を確保するため クラウン(冠)を被せる必要が生じることがあります。義歯を外してから歯磨きが可能なので、磨きやすいです。<デメリット>骨隆起が大きい場合は、外科収手術にて取り除かないと、入れ歯を 作ることができないことがあります。違和感がやや大きく入れていられない人もいます。 もちろん最初から違和感が全くない人もいます。毎食後の入れ歯磨きが面倒と考える人がいます。粘着性の食品によって入れ歯が外れることがあります。鉤歯(バネのかかる歯)が前歯の場合には、審美的に気になる 人もいます。鉤歯に負担が集中してしまいます。 虫歯や歯周病が進行しやすい傾向があります。<特殊な義歯(入れ歯)>・ノンクラスプ(エステショット等)はバネのない入れ歯です。 鉤歯(バネのかかる歯)への負担を軽減できます。 大きな入れ歯のケースでは違和感も多少減ります。・アタッチメントデンチャーは外れにくい入れ歯です。・コーヌステレスコープは、茶筒と蓋との関係を応用した 外れにくい入れ歯です。・コンフォートは総義歯の内面をシリコンのクッション剤で裏打ち した入れ歯で、落ちにくく痛みが少ない特徴があります。・フィンデンチャーは、義歯の辺縁部分がシリコンになっている 安定して痛みが少ない特徴があります。・トルティッシュはメッシュ状の金属プレートから液体が浸透 するため、飲食物の温度が解ります。
[インプラント] <単冠タイプ> 1歯ごとに独立するタイプです。残存歯をほとんど削る必要がありません。違和感が少ないです。固定式のため粘着性食品を食べることができます。手術が必要です。さらに、歯槽骨が貧弱であれば、治療不可能か、歯槽骨を 広げるための別の手術が必要になります。<ブリッジ・タイプ> 残存歯をほとんど削る必要がありません。違和感が少ないです。固定式のため粘着性食品を食べることができます。手術が必要です。さらに、歯槽骨が貧弱であれば、治療不可能か、歯槽骨を 広げるための別の手術が必要になります。<入れ歯を支えるタイプ> 手術が必要です。さらに、歯槽骨が貧弱であれば、治療不可能か、歯槽骨を 広げるための別の手術が必要になります。
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