[歯の数が少ない人ほど認知症が進行]
九州大学歯科部が老人施設等に入院している65歳以上の方を 対象にした調査によると、歯の数が少ない人ほど認知症が進んで おり、毎日よく噛んで食べている人ほど症状が軽度であることが わかりました。
認知症は栄養失調(低栄養・栄養素不足)が関連した疾患です。 良く噛める入れ歯は、栄養摂取の必須条件です。
また、噛むことで血液の流れが良くなり、酸素および栄養素が 脳に送られるようになります。
入れ歯によって認知症が改善することも報告されていますが、 より重要なことは認知症の予防のためによく噛むことだと 思います。
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