|
笑気吸入鎮静法が合わない人
|
笑気吸入鎮静法が合わない人 すなわち、笑気吸入鎮静法で気分が悪くなってしまう人が 2〜3%います。
その理由の多くは、栄養障害(栄養素不足)だと考えています。
飲酒ができない下戸の人は アルコールを分解する酵素のスイッチがオフになっています。
しかし、 笑気が合わない人の場合、 笑気を分解する酵素がオフになっているわけではありません。 もし、 酵素のオン/オフがあるとすれば、 医科の麻酔の場合、 術前に遺伝子検査をするかアレルギーテストをするはずですが、 実際には行われません。
歯科の鎮静法の場合、 笑気は30%です。 残りの70%は酸素なので、極めて安全な状況にあります。 ところが、 医科の場合、笑気は70〜80%で使用されていました。 (最近は笑気自体あまり使用されていませんが) 酸素が20%であり、大気中と一緒なので比較的安全ですが、 緊張や気分が悪いといった悪条件になると 酸素不足が起こる可能性があります。
それでも術前の検査をしなかったのは 笑気を分解排泄できない人がいないからです。
私は、 笑気吸入鎮静法が合わない人の多くが 栄養障害(栄養素不足)であると考えていますが、 さらに栄養障害が進行すれば 麻酔注射(歯科用局所麻酔)も効かなくなり、 歯科治療が不可能になります。
仮に、 歯科治療が不可能になっても 死に直結するわけではありませんが、 栄養障害(栄養素不足)の状態は、 がん(癌)やその他大きな病気になりやすい状況を示しています。
栄養医学療法をお勧めします。
|
「虫歯と乳がんとの関係」
|
「栄養医学療法」
|
|
|
|
|
|