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ジェイン・プラント博士の説
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地球化学研究者で英国王立医学協会の終身会員である ジェイン・プラント博士は、 進行性乳がんを5回発症しています。
博士は 中国で、セレン欠乏によって発症する「克山病」に関する研究中に、 ・中国人は乳がんにならない ・ミルクは子どもが飲むもだ という言葉を耳にして 「乳がん牛乳原因説」に辿り着きます。
乳がんのリスクに関する定説として 若いうちに子どもを産んで授乳すると、 すなわち分泌される女性ホルモンの総量が減少すると、 乳がんになりにくいというものがあります。
この仮説(定説)が生まれたきっかけは 生涯未婚であるイタリアの尼僧に乳がんが多いという 報告に基づいています。
かつての尼僧の修道院での生活は 一般庶民と比較して裕福であり、 大量の乳製品を摂取していたであろうと博士は推測しています。
その後、 ジェイン・プラント博士は、何回か修正を加えながら 独自の食事療法を編み出します。
その独自の食事療法を続けた結果、 虫歯の数が顕著に減ったと 喜んでいます。
逆に考えれば 虫歯が次々にできる状況は いつがんができても不思議ではない栄養状態・体調であると言えましょう。
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ジェイン・プラント博士の本
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・「乳がんと牛乳」 (径書房)(2008年)
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