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歯の麻酔が効かない! どうして?(All About)

局所麻酔と酸性条件

局所麻酔の注射液は化学的に酸性です。
(歯科用キシロカインの場合、pH3.3~5.0)

通常体の中は中性ですので、
中性の体に酸性の注射液を浸透させると、
酸性物質に結合していた注射液が分離し、
注射成分が目的とする組織に入り込み、
麻酔が効きます。


痛みや腫れがひどい、
すなわち著しい炎症状態の組織は
酸性状態になっています。

そこに
酸性の注射液を浸透させても
注射液の本体が分離せず、
注射液が作用しません。

痛みや腫れがひどい場合は、
体の状態の影響により
注射液が作用しにくい状況になっています。


痛みが無い時に虫歯を治療をすれば、
麻酔も効きやすいですし、
治療も簡単なので、
患者さんも楽ですが、術者側も楽です。


しかし、
痛みや腫れがいよいよひどくなってから来院する患者さんが少なくないので、
麻酔が効きにくく、
患者さんも大変ですが術者側も大変です。


さらに栄養状態が悪く、
体全体が酸性傾向だと、
益々もって麻酔が効きにくく、
患者さんも悲惨ですが、術者側も悲惨です。



「伝達麻酔」(神経ブロック)は
治療部位よりも脳に近い神経に
麻酔を奏功させる方法です。

治療部位の炎症による酸性化の影響を受けないために、
麻酔が効くことが多くなります。

但し、
栄養状態による体全体の酸性傾向の影響を受けるばかりか、
栄養状態が悪いと神経が傷つきやすく、治りにくいので、
術後にしびれや痛みが出ることがあるため、
一長一短の選択肢となります。

麻酔が効きにくい人の栄養医学療法

たまたま1本の歯だけ麻酔が効かなかったのであれば、
それは炎症の影響なので、
炎症が無い時点での治療
いわゆる早期発見早期治療がポイントです。


しかし、
・何本か麻酔が効かない歯がある
・以前は麻酔が効いたが、だんだん効かなくなって来ている
の場合には、
栄養障害(栄養素不足や栄養素過剰)が強く疑われます。

栄養医学療法をお勧めします。


さらに麻酔が効かなくなり
デンタルフォビア歯科恐怖症になる可能性が高くなります。

栄養医学療法」

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局所麻酔が効かない人 
 

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横山歯科医院
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