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持ち帰り用コーヒーカップに含まれる化学物質に発癌(がん)性の疑い    

(HealthDay News  2011年6月10日)


発泡素材のコーヒーカップや食品容器に使用される化学物質スチレンが、ヒトに対する
発癌(がん)性を有する可能性のある化学物質のリストに追加されたと米国政府が報告した。


米国保健社会福祉省(HHS)の専門家らは、スチレンのほか、カプタホール、コバルト含有
炭化タングステン(粉末または硬質金属)、吸入されうる一部のグラスウール繊維、
o-ニトロトルエンおよびリデリインの種類の化学物質について、発癌性が「合理的に予測
される」240種類の物質のリストに追加した。

ただし、同報告によれば、スチレン曝露は圧倒的に喫煙によるものが大きいという


スチレンは広く使用される物質で、米環境有害物質・特定疾病対策庁(ATSDR)によると、
断熱材、グラスファイバー、プラスチック管、自動車部品、コップなどの食品容器、カーペットの
裏地などに用いられる。

複数の研究から、スチレン曝露が白血病およびリンパ腫などのリンパ造血系癌のリスクを増大
させることが示されている。

米国立衛生研究所(NIH)の国家毒性プログラム(NTP)による今回の「発癌物質報告書」では、
スチレン曝露により食道癌および膵癌リスクが増加することも報告されている。



このほか、ホルムアルデヒドおよび植物性物質であるアリストロキア酸も、「既知の発癌物質」
リストに追加された。

アリストロキア酸は特に関節炎、痛風、炎症の治療に用いるハーブ製品に含まれており、
腎疾患のある人が摂取すると高い比率で膀胱癌または上部尿路癌を引き起こすという。

ホルムアルデヒドは、動物の研究で鼻腔癌リスク増大が認められており、長く発癌性が
「合理的に予測される」物質リストに入っていたが、その後ヒトを対象とした追加研究により、
鼻咽頭癌、副鼻腔癌および骨髄性白血病などのリスクを増大させることが示された。



業界の代表者らはホルムアルデヒドおよびスチレンのリスト追加に反論し、「労働者や工場
周辺の住民の不安をあおり、新製品の開発を委縮させる。雇用や地域経済が損なわれる可能性が
ある」と米ニューヨークタイムズ紙に語っている。

一方、NTPのJohn Bucher氏は「癌を発症するかどうかは量、曝露期間、個人の感受性などの
因子の影響を受けるとし、リストに記載される物質について過剰に反応すべきではない」と
ブルームバーグ・ニュース対するコメントで述べている。



http://www.healthdayjapan.com/   




 

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