初診・再初診の方へ

案内地図

再診(治療中)の方

院長自己紹介

FAQ・お問い合わせ

サイト内検索

topimage0001

Home
産科医解体新書:中トロは週5個まで]     
 

food004

[産科医解体新書:中トロは週5個まで]   

(産経新聞  2010年8月10日)


魚介類には良質なタンパク質や脳の発育に良いといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)などの
高度不飽和脂肪酸が多く含まれています。

魚介類といえば、お寿司。
最近の回転寿司店は安くておいしいお寿司を提供してくれるので、つい好きなネタばかりを
食べてしまう人もいますが、妊婦さんの場合はちょっとだけ注意が必要です。


魚介類の中でも特に食物連鎖の上位に分類される大型の魚や一部の深海魚は、それ以外の魚に
比べて水銀濃度が高いものがあることが報告されています。
このため、厚生労働省は妊婦さんに対して、水銀濃度が高い魚介類を偏って多量に食べることは
避けるように呼びかけています。

例えば、メバチマグロやクロマグロは1回80グラムとして週1回までを目安に挙げています。
お寿司1個の魚介類は約15グラム、中トロは週に5個ぐらいが目安です。
もちろん6個食べたら何か問題が起きるというわけではありません。
目安ですので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。



摂取量の目安は国によって異なります。
昨年訪れた米国で、「妊娠中に魚は食べるな」とはっきり忠告するドクターに会いました。
当然お寿司も食べてはいけないのだろうと思って質問すると、お寿司は食べてもいいといいます。
ほかのドクターも「魚はだめだけどお寿司はいいんじゃない?」といいます。
もしかしたら、米国ではお寿司の魚介類から水銀を取り除く技術でもあるのかしら・・・。
そんな思いで米国の病院のカフェテリアをのぞいてみました。
お寿司のパックが売っていたので食べてみたところ、具はアボカドと大量のマヨネーズでした。
日本でお寿司といえば魚介類ですが、米国では必ずしもそうではないようです。



いずれにしても平均的な日本人の水銀摂取量は健康への影響が心配されるようなレベルでは
ありません。
魚介類を食べることはメリットも多いので、妊娠中でも安心して食べてもらえればと思います。


(産科医・ブロガー 田村正明先生)



http://sankei.jp.msn.com/life/body/100810/bdy1008100726002-n1.htm   



 

栄養医学・咬合・機能
トータルで健康を考える
横山歯科医院
治療項目別サイト  
http://yokoyama-dental.info/
栃木県宇都宮市平松本町342-5    電話:028-634-3110(平日の9時〜18時)
インターネットで24時間ご予約受付しております
http://yokoyama-dental.jp/ (症状別サイト)
お問い合わせはこちらからお願い致します