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[バーニングマウス症候群(口腔灼熱症候群)とは]    

栄養医学・咬合・機能
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横山歯科医院
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口腔灼熱症候群Burning Mouth Syndrome = BMS)]    

(USJAPANMED)(Lighthouse San Diego  2009年3月16日)


56歳の女性Pさんは、最近舌の表面がひりひりして、灼熱感を感じ、味覚も変化してきたので、
複数の医師を受診しましたが、原因がわからず、痛みで夜も寝れない時があり、しだいに憂鬱な
気分になってきました。


口腔灼熱症候群は舌や口腔内のいろいろな部分に灼熱感や痛みが起こる病気で、明らかな原因は
不明です。
特に、閉経後の女性に多く、慢性的な痛みや睡眠障害で、不安やうつ気分の原因になるとも
言われています。


原因として考えれているものには、
 ・口腔内の乾燥(ドライマウス口腔乾燥症)
 ・口腔カンジダ症
 ・地図状舌
 ・ビタミンやミネラルの不足(ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、亜鉛、鉄など)
 ・糖尿病や甲状腺機能低下症などの内分泌異常、
 ・胃食道逆流症
 ・閉経後などのホルモンアンバランス
 ・薬の副作用(抗高血圧薬であるACE阻害薬など)
 ・舌の味覚や痛覚を支配する神経の損傷
 ・心理学的要因
 ・過度の舌ブラシやマウスウォッシュの使用
 ・入れ歯(義歯)などによる刺激
などがあります。


症状としては、口腔内の灼熱感、痛み、乾燥、味覚異常(苦味や金属味など)、しびれ感など。
症状は、典型的には朝軽く、夕方以降ひどくなることが多くありますが、そうでない場合も
あります。
慢性的な痛みで睡眠障害、精神的不安、ストレス、うつ気分を持つようになる人もいます。
普通、症状は数年単位で続きます。


口腔灼熱症候群を診断する検査は存在しませんが、原因のあるものは、治療の対象になるので、
血液検査によって、血算、感染の有無、ビタミンやミネラルの不足、血糖値、アレルギーの有無、
免疫の状態、甲状腺機能などをチェックします。

舌の表面の培養や、唾液テスト、心理学的テスト、あるいはCTやMRIが場合によっては必要に
なります。


治療としては、原因のある場合、その原因に応じた治療を行います。
他に、ドロップタイプの抗けいれん薬であるクロナゼパン、アルファ・リポ酸、抗うつ薬、
ビタミンB群、口腔カンジダ症の薬、マウスウォッシュ、人工唾液、カプサイシンなどが治療に
使われます。


日常的に出来ることとして、水分をよく摂取する、禁煙、シナモンやミント・刺激のある食べ物・
酸性の食べ物や飲み物(トマト、オレンジジュース、ソフトドリンク、コーヒーなど)を避ける、
歯みがき粉を変えてみる、リラックスする方法を身につける、などを試みます。





http://usjapanmed.com/index.php?option=com_content&view=article&id=246:-burning-mouth-syndrome-bms&catid=36:diseases&Itemid=33