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[和食のススメ(3) 実は骨折しにくい日本人]   

( 読売新聞  2009年6月25日)


骨によい食品といえば、まず頭に浮かぶのが牛乳だ。
だが、昔から乳製品を食べる習慣がある欧米に比べ、そうでない日本の高齢者が大腿骨頸部を
骨折する頻度は、半分〜3分の1程度にとどまる。

欧米人よりもきゃしゃで骨の量も少ない日本人が、骨折しにくいのはなぜなのか。
国立長寿医療センター研究所(愛知県大府市)の鈴木隆雄所長は、「その理由は、和風の
暮らしぶりにある」と見る。


鈴木さんらが国内の高齢者を対象に行った調査では、伝統的な日本の生活様式を守っていた
人は、洋風の生活を送っていた人より骨折が少なかった。
布団の上げ下げやぞうきんがけなどが筋力を維持し、転倒を防いでいることに加え、和食の
効用が考えられるという。


実は、和食の食材にはカルシウムが豊富なものが少なくない。
干しエビやヒジキ、小松菜などに含まれるカルシウムの量は、牛乳やヨーグルトにひけを
とらない。
干しエビとヒジキは、カルシウムの半量を摂取するのが理想的とされるマグネシウムも多い。
さらに、サケやサンマ、干しシイタケに含まれるビタミンDが、カルシウムの吸収を助ける。
納豆やほうれん草、春菊などは、骨の形成を促すビタミンKが豊富だ。

大豆製品には、加齢による女性の骨量低下を防ぐ効果も期待できる。
女性ホルモンの減少が骨粗しょう症と密接にかかわっており、大豆に含まれるイソフラボンには
女性ホルモンと似た働きがあるためだ。
納豆を多く食べる地域ほど、女性の大腿骨頸部骨折が少ないという調査もある。

骨折予防には、筋肉を作るためのタンパク質も欠かせない。

鈴木さんは、「骨に良い成分を多く含む食品でも、偏った食べ方ではだめ。肉なども敬遠せず、
幅広く食べてほしい」と話している。





http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20090625-OYT8T00364.htm