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女医エッセー:子供を紫外線から守るために
     

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[女医エッセー(34)子供を紫外線から守るために]   

(産経新聞  2012年6月19日)
(平田雅子先生)



いよいよ日差しが強くなってきましたね。
日焼け対策は万全ですか?

皮膚科医になったばかりの頃、「20歳までに人生の半分の紫外線を浴びる」と知って大きな
ショックを受けました。
それと同時に子供、それこそ赤ちゃんのうちから日焼けを防ぐ手立てをしなくては子供たちの
将来は危険と思いました。


私が子供の頃は夏に日焼けをしておくと冬に風邪をひかないといわれ、夏休み明けには真っ黒な
友達が日焼け1等賞でした。
日焼けが怖いなんて誰も知りませんでした。

今も一年中、白い体操服を着て屋外で体育授業があります。
休み時間に外で遊ぶ子供もたくさんいるでしょう。

でも、日焼け対策は手薄です。
無防備な日焼けを絶対にしてはいけません。

日本の上空でもオゾン層の破壊は確認されています。
紫外線は皮膚に炎症を起こすだけでなく、免疫力を低下させます。
もちろん、紫外線の良い面もありますが、無謀は禁物です。
数年前からやっと、日本でも天気予報に紫外線の警告が出るようになってはきました。

紫外線を繰り返し浴びることや急激に大量に浴びることでからだの中に活性酸素が発生し、
DNAを壊していきます。

紫外線を浴びた皮膚は10~20年の間にシミやしわを作っていきますが、同時にがんを発生
させる準備も始めています。


子供のうちから日焼け対策はできる範囲でしていきましょう。
出掛ける前に必ずUVクリームを塗ります。
一年中、塗りましょう。
1日に何回も塗りましょう。

白いTシャツは紫外線を透してしまいますから戸外では色付きのTシャツを着て、日陰を歩き、
電車やバスでは日が当たらない側に座る。

日焼けしやすくなる食材(そば、野沢菜、セロリなど)は夜にとる。
簡単に気をつけられることはたくさんありますから、一緒に頑張りましょう。

日焼け止めクリームは顔だけでなく、首、腕、脚にも塗ります。
耳が出る髪形では耳にも塗ります。
また、日焼けの怖さについて子供と一緒に話すことも大切な対策です。


本格的な夏が来る前にもう一度確認しておきましょう。





http://sankei.jp.msn.com/life/news/120619/bdy12061908430002-n1.htm