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[母親のビタミンD不足が新生児の頭蓋骨に影響]      

(HealthDay News  2008年3月26日)


妊娠中のビタミンD欠乏症と新生児の頭蓋骨軟化に関連性のあることが、日本の研究で明らかに
なった。

研究者らはまた、ビタミンDを補充せずに母乳育児をすると、乳児のビタミンD欠乏症が長引き、
低骨密度や1型糖尿病など、深刻な疾患のリスク上昇につながる可能性があることも明らかに
した。


京都大学病院の依藤亨博士らは、新生児1,120人を調査し、生後5~7日時点では246人
(22%)に頭蓋ろう(頭蓋骨が軟らかい状態)が認められ、その発生には強い季節変動が
認められることを明らかにした。

これは、出産前のビタミンD欠乏症が新生児の頭蓋ろうと関連することを示している。
また、体内には、皮膚が日光に曝露するとビタミンDを生成する機能があることから、妊娠中に
曝露する日光の量が影響することも示唆している。

研究者らは、新生児のビタミンD欠乏症は、特に、補充を受けずに母乳で育った乳児の、
後の人生に影響する可能性があるという。


研究によると、母乳で育ち、頭蓋ろうがある乳児の半数以上の血清活性型ビタミンDが低く、
そのレベルは統計学的に有意であった。
中には、ビタミンD欠乏症が原因の上皮小体(副甲状腺)機能亢進症の症状がある乳児も
含まれていた。


依藤氏は「周産期ビタミンD欠乏症の影響の研究がさらに進むまでは、頭蓋ろうが認められる
母乳育児の乳児に対し、ビタミンDの投与が勧められる。欲を言えば、すべての妊婦に投与して
ほしい」と述べている。


研究結果は米医学誌「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」オンライン版に
2月12日掲載された。





http://www.healthdayjapan.com/