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母乳で育つ子にはビタミンDが必要    
                         

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[母乳で育つ子にはビタミンDが必要]     

(HealthDay News  2013年4月30日)


母乳で育つ子どもの理想的なビタミンD補充量は明確ではないとする研究結果が、「JAMA」
5月1日号に掲載された。
カナダ、マギル大学(モントリオール)のHope Weiler氏らの研究。


ビタミンDは乳児の骨の成長に重要だが、母乳で育つ子どもは、母乳のビタミン値が低いため、
ビタミンD不足に陥りやすいという。


今回の研究は、授乳中の健常な生後1カ月の乳児を対象に行われた。
Weiler氏らは乳児を、ビタミンDサプリメントを1日400、800、1,200、1,600 IUのいずれかを
経口投与するグループに無作為に割り付け、11カ月間の追跡調査を実施した。

その結果、ビタミンD値はどのグループも複数の小児科学会が推奨するレベルに達しなかったが、
全グループでアメリカ医学研究所(IOM)が推奨する範囲内には上昇した。

今回の研究では、乳児に対する理想的なビタミンD投与量は特定できなかったが、この結果から、
骨の健康のために推奨される血中濃度を維持するには1日400IUのビタミンDで十分であることを
確信できたという。




http://www.healthdayjapan.com/    



 

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