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本当は怖い口内炎・・・ベーチェット病     

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[本当は怖い口内炎 〜サイレントキラー〜]     

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

N・Mさん(男性)/33歳(当時)  教師


都内の小学校で5年生を受け持つN・Mさんは、春に転任してきたばかりですが、持ち前の
明るさと熱血ぶりで子ども達から大人気。
しかし夏休みを前に通知表の作成や夏休みの宿題の準備と仕事は山積み、しかも転任してきた
ばかりという事もあり、ストレスをため込んでいました。
そんなN・Mさんに、ある日、口内炎ができビタミン剤を飲むことにしますがその後も様々な
異変が現れます。


<症状>
(1)口内炎
(2)口内炎が繰り返しできる
(3)かすみ目
(4)黒目の下に白いモノができる
(5)目の痛み
(6)目が異様にぼやける



<病名>ベーチェット病



<なぜ、口内炎からベーチェット病に?>
「ベーチェット病」とは、私たちの体を外敵から守ってくれるはずの免疫機能が何らかの原因で
暴走を始め、守るべき体の組織まで攻撃、炎症を起こし、最悪の場合、失明に至る恐ろしい病。
ひとたび発症してしまうと、免疫機能の暴走を止めることはできません。

日本はベーチェット病の世界最多の発症国と言われ、患者数は2万人にも達しています。
特に、20歳から40歳までの免疫力が活発な世代が発症しやすい病です。


では、N・Mさんの発症の原因とは?
実はベーチェット病は、遺伝による体質に原因があると言われ、発症のきっかけなど詳しい
ことは解明されていません。

しかし、ストレスが免疫の暴走に大きく関連していると言われています。
N・Mさんの場合、転勤してきたばかりでストレスをため込んでいたところに、夏休み前の過労が
加わりストレスがピークに達したことで免疫機能が暴走を開始。
体を攻撃し始めたと考えられるのです。


そして彼は、この病魔を知らせる重要なサインを見落としていました。
それこそが、あの口内炎。
実は、アフタ性口内炎と呼ばれる通常の口内炎とベーチェット病の口内炎は、まったく同じもの。
しかし、ベーチェット病の場合、数週間おきに発症しては消えるのを何度も繰り返すのが大きな
特徴。


さらにもう1つの重要なサインがあのかすみ目でした。
あれは眼球の周囲が炎症を起こし、血管からにじみ出した白血球が眼のレンズを濁らせたことが
原因。
黒目の下にあったあの白いモノこそ、にじみ出た白血球の残骸だったのです。


一見、何の関連もない「口内炎」と「目のかすみ」。
この2つの症状を繰り返すことこそ、ベーチェット病最大の特徴なのです。


しかしN・Mさんは忙しさのあまり、これらの症状を放っておいたため、免疫機能の暴走が加速。
ついに眼球の奥の網膜までが破壊されてしまったのです。
その後、入院したN・Mさんは発見が早かったこともあり、徐々に回復に向かっています。


「ベーチェット病を早期発見するためには?」
(1)口内炎・発疹・陰部の潰瘍・かすみ目
(2)以上の4つの症状に注意することが大切です。
(3)特に口内炎や皮膚の発疹などが繰り返し現れた場合は、迷わず病院で検診されることを
   おすすめします。




http://asahi.co.jp/hospital/    



 

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