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砂糖(糖質)を減らしましょう
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砂糖→ミュータンス菌→エナメル質の脱灰 という どこの歯科医院でも取り扱う当たり前の話 ではありません。
2010年頃からブームが始まった 「炭水化物オフ」ダイエットの話でもありません。
ショ糖(砂糖)や果糖の過剰摂取は 銅欠乏を引き起こします。 果糖の過剰摂取は セレンの利用率を低下させます。 (ミネラルの辞典)
ショ糖(砂糖)や果糖の過剰摂取は 銅やセレン以外にも いくつかのビタミンやミネラルの欠乏を招きます。
ビタミンやミネラルの欠乏は 象牙質を崩壊させて 歯牙の内部から虫歯をつくります。
どんなに歯磨きをしても 歯牙の内部から発生する虫歯には効果がありません。
実験動物の胃に直接 ショ糖(砂糖)を注入したところ、 虫歯が発生しています。
ビタミンやミネラルの欠乏は 虫歯以外にも 様々な病気を引き起こします。 逆に言えば 虫歯で済んでいれば、まだマシなのです。
また、 ショ糖(砂糖)の過剰摂取は カンジダ菌(真菌/カビ)を増殖させます。
・口腔内(特に舌) ・上顎洞(副鼻腔/蓄膿症) ・腸 にカンジダ菌が増えて様々な病気を引き起こします。
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具体的な対策
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・ケーキ(スイーツ) ・菓子 ・アメ(飴) ・ガム は極力控えます。
代替甘味料の中には 果糖を使用した物が多くありますので、 注意が必要です。
つい最近まで 庶民は砂糖に手が届きませんでした。
庶民にとって最も甘い物は 「干し柿」でした。 何か特別な日に干し柿を食べるのが最大の喜びだったのです。 (コミック:美味しんぼ)
さらに重要なことは、 料理に砂糖を一切使用しないことです。
料理はしょっぱいのが基本形です。
どうしても甘味が必要な料理の場合には、 味醂(みりん)を最小限使用します。 (コミック:美味しんぼ)
もし、自分自身が 味の変更に対応できないとしたら、 せめて子どもや孫には 砂糖を一切使用しない食習慣をつけさせるべきです。
ケーキや菓子は大人になってから 意思の力で何とか制限できますが、 甘いおかずの習慣は変更しにくいからです。
煮豆や甘露煮で米飯を食べる習慣は 様々な病気への特急券です。 糖尿病なんて序の口です。
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