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細い注射針
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理屈上、注射針は細ければ細いほど痛く無いはずです。
しかし、そう簡単ではありません。
針の先端は斜めにカットされていますが、 カットされた先の本当の先端が 細い注射針ほど、 製造過程でめくれてささくれ立った状態になりやすいのです。
当院では めくれてささくれ立った針が少ない 藤沢薬品工業(アステラス製薬)扱いの製品で 細いけれど細過ぎないゲージ(太さ)を愛用しています(いました)。 ところが、 同製品は、取り扱い企業が転々として 現在はデンツプライ三金扱いになっています。 取り扱い企業が変わる度に、 めくれてささくれ立った針の割合が増えています。
製造はニプロで変わらないので ・ニプロ自体の問題なのか ・針先を作っている下請け会社の問題なのか いずれにしろ めくれてささくれ立った針をそのまま使うわけにもいかず 交換・廃棄しなければならないので 無駄な経費が増え続けて 困った問題です。
それでも、 ライバルのT社よりは ニプロの製品の方がずっと良いのですが。
現在、輸入品も含めて鋭意探索中です。
(2013/03)
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