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[ムーシールド(反対咬合早期治療)(受け口早期治療)とは]


反対咬合や交叉咬合の治療で最初に選択する矯正装置です。
上下一体式・機能矯正装置(筋の力を利用した装置)・可撤式(取り外し式)装置です。
主に夜間睡眠時に使用します。
夜間睡眠時に加えて、テレビを見ている時や本を読んでいる時にも使用した方が
より効果的です。

「低位舌」によって、押してはいけない下顎歯列を押してしまい、本来押さなければ
ならない上顎歯列を押さないので上顎劣成長になってしまうのが反対咬合です。

「ムーシールド」は、舌位置を矯正し、舌が正しく上顎歯列を押して、上顎骨の成長を
助けるように誘導します。
また、上口唇の過緊張によって、上顎前歯を内側へ押してしまうのをブロックする
ことによって、上顎歯列が前方に成長するのを助けます。


<乳歯の反対咬合>
以前、乳歯の反対咬合は永久歯になると自然に治ることもあるので、経過観察すると
されていました。
しかし、最近の調査研究の結果、永久歯になると自然治癒する確率が10〜20%である
ことが判明しました。
つまり、経過観察してはいけないのです。


<早期の治療開始が重要>
そこで、乳歯の反対咬合は早期の治療開始が必要なのです。


<乳歯の反対咬合の多くは「低位舌」が原因>
舌の先端の正常位置は上の前歯の付け根から1cm後方です。
これに対して、舌の先端が下の前歯の裏側に位置するのが「低位舌」です。
低位舌によって下の歯と顎の骨とが前に押されます。
一方、上口唇の過緊張によって、上の歯と顎の骨とが後方(内側)に押されます。
これらの組み合わせの作用で、反対咬合が進行するのです。

家族性の反対咬合でも、軽度の症例では「低位舌」が原因のことがあります。
つまり、上口唇や舌といった「筋肉」の緊張状態や使い方が遺伝することが
あるということです。


<ムーシールド>
 ・ 低位舌の改善によって、下の歯と顎の骨とが前に押されるのを防止
 ・上口唇の過緊張抑制によって、上の歯と顎の骨とが後方(内側)に押されるのを防止
これらの組み合わせと、子どもの顎の成長力により、反対咬合を治療する装置です。


<中高な顔貌を>
「中顔面域」(鼻の先)の正しい成長を助けることによって、きれいな顔貌=
中高な顔貌を得られる可能性が高くなネります。
これは、顎の成長がほぼ終わってから始めるワイヤー矯正では、リカバリーできない
領域です。
治療開始時期は、装置を入れられれば、より早い方が望ましいでしょう。

(注)ムーシールドで強度の家族性・骨格性の反対咬合は治療できません。
   強度の家族性・骨格性の反対咬合は基本的に「外科矯正治療」の対象です。

ムーシールドは超早期治療(0期治療、プレ1期治療)に該当します。
1期治療(歯列の拡大)やII期治療(正しい噛み合わせ治療)はまた別に必要になる
ことがあります。

上顎前突(出っ歯)や叢生(凸凹)他の多くの不正咬合は1期治療からでも
間に合うことが多いのですが、反対咬合(受け口、下顎前突)は超早期治療が必要で、
長期間のフォローも必要となります。


(横山歯科医院)




・「ムーシールド治療 症例(1)

・「
知ってる!? 小児歯科(3) 歯並び
 

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[ムーシールド症例] 
  ・
「ムーシールド
症例(1)」



 

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