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[ドライアイ(院長未病道楽)]    

                         

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ドライアイ:眼にとっては遠い所を見る方が楽な状態

<ドライアイ「目薬生活」を救ってくれたのはとあるメガネ店>


私は、勤務医時期(バブル時代)にドライアイで悩んでいました
ドライアイという言葉が、時々稀に聞かれるようになった頃で

予備も含めて目薬を10個以上用意し、
・自宅の居間
・自宅の寝室
・職場
・車の中
・実家
・バッグの中
と、少なくとも6個は使用していました

1日に20回〜40回目薬をさす生活が数年続いました

もちろん眼科にも行きました
何軒も行きましたが、結局原因もわからず、
「ドライアイ」との診断もつきませんでした
ドライアイのはしりだったので仕方ない部分もあります



この「目薬生活」を救ってくれたのは、
宇都宮青年会議所で同期入会のメガネ店主でした

「そんな強い度のメガネをかけていたらドライアイなるのは当たり前だよ。
そんな強い度のメガネが本当に必要なのは、車の運転の時くらいでしょう。
特に、横山さんみたいに手元の細かい仕事で、度の強いメガネなんか必要ないでしょう。」

そこで、
勧められたのが「半分の度のメガネ」で
乱視矯正も、
手元を見るなら必要ないとのことでカット。

そのメガネを使用し始めて2日で効果が現れ、
1週間でほぼ「目薬生活」から脱却できました

今では目薬は常備していません



<視力の生理学>
基本は、眼にとっては
・遠い所を見る方が楽な状態
・近くをを見る方がつらい状態
ということで

特に、
集中している時、
すなわち交感神経優位な時には、
アフリカのサバンナで遠くの獲物をしている状況が、
眼にとって楽な状態なのです


近くを見る時は
毛様体という筋肉が水晶体というレンズの厚みを増し
ピントを合わせる必要があります

つまり、
矯正視力1.2だとか1.5を見えるように
度の強いメガネを作り、
本を読んだりパソコンをしたり、
手元作業をするということは
眼をいじめているようなものなのです



私は、「半分の度のメガネ」に出会うまで
近視が進み続けました


体の成長に伴い眼球も成長するので、
誰でも近視化傾向に進みます

・子どもの時に遠視が強かった者は正視になる
・子どもの時に遠視が弱かった者は弱い近視になる
・子どもの時に遠視が無かった者は強い近視になる

ふつう成長が止まれば、
理論上近視化傾向は止まるはずで

しかし、
多くの眼科や多くのメガネ店の勧めに従って、
黒板の小さな字を読むために、
あるいは運転の時のためだけに、
常に視力1.2〜1.5が出るようなメガネを作り直し続けたために
30歳過ぎまで近視が進んだので


「半分の度のメガネ」に出会ったおかげで、
ようやく近視化傾向も止まりました


今の私は、
年齢が年齢だけに老眼が始まっています
でも、
「半分の度のメガネ」のおかげで、
日常生活に支障はありません

「第4根管」(細い根管:根管治療)もルーペ無しで見えます


今、歯科業界は
ルーペを使用して「みかけだけ精密治療」や
大げさな顕微鏡を使った「みせかけだけ精密治療」が大ブームで

しかし、
より高倍率にすると
ピントが合う範囲が狭くなります

一眼レフカメラをやられる人はピンとくるでしょう
サンニッパーを絞り開放で使うようなもので

術者も動いてはいけないし、
患者さんも微動だにしてはいけない。
全身麻酔で患者さんが微動だにしない医科系外科手術だから可能な企画であって、
患者さんが唾液を嚥下するたびに大きく動く口腔領域ではあまり現実的ではありません

ルーペを使っている医師達ほとんど全員
重度の肩凝りでさらに腰痛持ちで

スタディーグループで
「トリガーポイント」の実習を行ったことがありました
首の凝りや肩凝り、腰痛が原因で
口腔に痛みを感じる関連痛が出現ことがありますが、
その治療のための実習で

トリガーポイント治療は
原因部位に麻酔注射をすると、
数か月痛みが治まるので

被験者を募集したところ、
実習に参加したメンバー30人のうち、28人が立候補しました
術者側に回ったのは2人だけでした
会長と私でした

2人の共通点は、ルーペを使っていないことだったのです

セミナー会場周辺を歩いていても、
マッサージの看板を見つけると
チェックせずにはいられないメンバーが少なくない程
みんな重度の首の凝りや肩凝り、腰痛患者なのです


そういうメンバーは
泊まりがけでセミナーに参加すれば、
ホテルにチェックインすると同時に
マッサージ予約の電話をします
1晩に3回もマッサージを頼むメンバーもいます
(1晩に3回マッサージを頼めば、通常は相当怪しい)

自宅にも職場(診療所)にも
マッサージチェアを置かないと生活できないメンバーもいます


最近は「眼精疲労にご注意」などの新聞記事をしばしば見かけます
「VDT症候群」という名前も浸透してきています

これらに伴う
緊張性頭痛だったり、頚部痛であったり、肩凝りであったりの多くは、
眼の誤った使い方にあると思います
(厳密には姿勢の乱れと眼の誤った使い方との合併)

まずは、
「遠い所を見る方が楽な状態」という基本を守り、
根本原因を除去しないと、
その先に他の原因がある場合、
例えば正常眼圧緑内障等を発見できない恐れがああります



疲労研究の第一人者、大阪市立大学の梶本修身先生も指摘しています
脳の疲労の多くは情報過多で処理能力オーバーである。
情報過多の主原因は視覚である。
時々眼を閉じて視覚情報量を減らすと、脳が休まる。
しかし、
それ以前に、疲労しない眼の使い方が重要であると力説されています
すなわち、
「遠い所を見る方が楽な状態」という基本的考え方が重要であると。



この内容は歯科衛生士学校の講義でも説明しています
歯科衛生士も眼精疲労で苦労したり、
近視化が止まらなかったりするからで

ここまで説明してきて、
「それじゃあ、正視の場合どうすればいいんですか?」と必ず質問されます
自分で考えてみて欲しい・・・・・


強度の近視:度の強いメガネ(凹レンズ)→度の弱いメガネ
軽度の近視:度の弱いメガネ(凹レンズ)→メガネ無し
正視:メガネ無し→度の弱いメガネ(凸レンズ)
すなわち、
度の弱い遠視用のメガネ=老眼鏡を使用すべきなのだ。


遠視と老視とどちらも凸レンズを使うことが多いですが、
全く別の状態で
老視(老眼)はピントの合う幅が狭くなった状態でです
「遠い所を見る方が楽な状態」が基本なので
楽な位置よりでピントの合う幅が狭くなってくるので
だから、老眼だと
遠くは見えるけれど、手元がよく見えないので


また、
正視だと思っている人の中には、
遠視の人も混じっているので要注意で

裸眼で1.5見えたからと言って正視とは限らないので
近視は否定されますが、
遠視は否定されないからで
遠視の問題は複雑なので、別の項にて、いずれ説明したいと思います


「横目症候群」は
遠視が隠れていることが多いと考えています

多くの健康相談サイトで
「横目症候群」は様子を見ましょうと回答しています
本当に様子をみていいのでしょうか



最近は眼科の中にもわずかながら、
明らかな病気とは言えないが、完全に正常とも言えない領域に
取り組んでくれる先生が出てきていますが、
まだメガネ店で相談する方が問題解決の確率が高いような気がします

室井時計店の紹介

この「半分の度のメガネ」を勧めてくれた
「室井時計店」に感謝して、
ここに紹介しましょう


「室井時計店」
栃木県宇都宮市宮本町20−3
028-658-3686


宇都宮近隣の人は、
最初は室井時計店で相談されるのが良いと思う。

症状が改善し安定した場合、
買い替えは近くの便利な眼鏡店で構いませんが、
やはり最初は
上記のようなアドバイスをしてくれる所が良いと思います

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