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85>小帯異常

<A>上唇小帯付着異常

上の前歯の歯肉に存在するヒモ状の組織が「上唇小帯」
です。
上唇小帯が長い状態が「上唇小帯付着異常」です。
  ・反対咬合
  ・正中離開
の原因になる場合には、切除が必要です。

上唇小帯付着異常の子どもは、歯ブラシを嫌がる傾向が
あります。
保護者による歯磨きや仕上げ磨きの時に、上唇小帯を
傷つけてしまうからです。

B>舌小帯付着異常(舌小帯短縮症)

舌の裏側(底面)に存在するヒモ状の組織が「小帯」
です。
舌小帯が短い状態が「舌小帯付着異常」です。
  ・母乳やミルクが飲めない
  ・滑舌が悪い
場合には、治療が必要になってきます。
しかし、今現在は積極的に外科手術をしない傾向に
あります。

8歳時に中等度の舌小帯付着異常の女児が来院しました。
外科手術を説明しましたが、希望しませんでした。
その後、中学〜高校へと進学して、滑舌で苦労したことは
無いそうです。
得意科目は英語だそうです。
「r」や「t」の発音が難しいと予想していましたが、
全くの取り越し苦労でした。
 

C>舌癒着症

舌小帯だけでなくて舌の底面全体が口腔底と癒着傾向に
あって、舌の動きが極めて悪い状態が「舌癒着症」です。
  ・母乳やミルクが全く飲めない
  ・呼吸が苦しい
  ・夜泣きがひどい

などの症状が典型的です。
極めて稀な病態です。

栄養療法を行っても改善しない場合には、外科手術の
適応になります。
当院では行っておりません。
専門医療機関を紹介します。

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