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     増え続ける誤嚥性肺炎



 全年齢を通しての死亡原因の第1位は悪性新生物、いわゆる癌ですが、
65歳以上の高齢者の
死亡原因の第1位は肺炎です。

 この肺炎のうち、肺に口の中の細菌が入り込み炎症を起こすものが、
誤嚥性肺炎(嚥下性肺炎)です。

 誤嚥性肺炎を起こした患者さんの肺から歯周病原因菌が高い頻度で
見つかります。

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プラークコントロールの重要性と効果


 老人施設で調査研究が行われました。入居者を2つのグループに
分けました。
   (1)歯科衛生士が歯磨きと除菌を行った口腔ケア群
   (2)従来通りの対照群

その結果、
   *口腔ケア群の方が発熱の頻度が低かった
   *口腔ケア群の方が肺炎の頻度も低かった


 2001年に発表されましたこの研究発表は(米山先生/他)は、
口腔内細菌と全身疾患との関連を見直す大きな転機となりました。

 従来より、口腔内細菌と
心内膜炎との関連は教科書に載って
いました。
 しかし、他の全身疾患との関連には気がついていたものの、
本格的な研究が行われていませんでした。