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Home栄養医学炭水化物(糖質)     
血糖調節障害と低血糖回避システム
     

 

[血糖調節障害と低血糖回避システム]    

(Wikipedia/その他)


ヒトには「低血糖回避システム」が存在する。
(1)血糖値が約80mg/dLを下回ると、血糖値を下げるホルモンである
   インスリンの分泌が極端に低下する。
(2)約65〜70mg/dLに低下すると、血糖値を上げるホルモンである
   「グルカゴン」、「アドレナリン」が大量に放出され始める。

(3)約60〜65mg/dLに低下すると、3番目の血糖値を上げるホルモンで
   ある「成長ホルモン」が放出される。
(4)最後に60mg/dLをきるようになると、最後の血糖値を上げるホルモンで
   ある「コルチゾール」の分泌が亢進する。

血糖を下げるホルモンがインスリン1つなのに対して、血糖を上げる
ホルモンは4つあり、いかに「低血糖」や「血糖乱高下」が危険な状態かが
解る。


特に脳神経はブドウ糖(グルコース)のみをエネルギーとしているので、
血糖の急上昇・急降下は脳の働きに影響を与える。



交感神経を優位にする「アドレナリン」が大量に頻繁に分泌されれば、
  ・緊張感
  ・大量の冷や汗
  ・動悸
  ・手足のふるえ(振戦)
  ・「死ぬかもしれない」という恐怖感(パニック発作)
を代表とするような様々な症状が発症する。

さらに、
  ・冷静な思考回路を保てなくなる(混乱)
  ・感情的になる
  ・注意力が低下する
  ・倦怠感
  ・無気力
  ・顔面蒼白
  ・頭痛
  ・腹痛
  ・便秘(交感神経優位では腸の蠕動運動は低下する)
  ・極度の疲労


「低血糖回避システム」の許容範囲を超えて「低血糖」や「血糖乱高下」が
継続すると、
  ・朝礼で倒れる
  ・保健室通い
  ・異常行動(統合失調症と診断されることも)
  ・幻聴(統合失調症と診断されることも)
  ・登校拒否
  ・過眠
  ・不登校



「低血糖」状態を回避しようと甘い物を摂るのは一時的にはOKであるが、
継続すると悪循環に陥る。
血糖の急上昇は多くのインスリンを分泌させ、それに伴って急激な血糖低下を
招く。
するとさらに多くの低血糖回避ホルモンが分泌され、上記症状が悪化する。


血糖値をなだらかに上昇させ、なだらかに下降させる食事の工夫が必要で
ある。



(横山歯科医院)

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栄養医学・咬合・機能
トータルで健康を考える
横山歯科医院
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