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[薬剤情報(目次)]   
                           更新日:2015年5月10日

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[子どもの誤飲事故:薬が最多]
(NHKニュース  2015年5月5日)

子どもが薬やたばこなどを誤って飲み込み
病院で手当てを受けた事故は、
去年3月までの1年間に全国で530件余り起き、
飲み込んだ異物は薬が最も多かったことが
厚生労働省のまとめで分かりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150505/k10010070111000.html 

[一部の抗生物質とカルシウム拮抗薬の併用は低血圧をもたらす]

(HealthDay News  2011年1月17日)


カルシウム拮抗薬と呼ばれる降圧薬を使用する高齢者が
特定の抗生物質を併用すると、
危険なレベルの低血圧を発症し、
ショックに至るリスクが増大することが
カナダの研究により明らかにされた。


カナダ、サニーブルックSunnybrook研究所(トロント)の
David Juurlink博士によると、
危険な抗生物質は
エリスロマイシンおよびクラリスロマイシンの2種類。


カルシウム拮抗薬とともにエリスロマイシンを服用すると、
低血圧により入院するリスクが6倍、
クラリスロマイシンではほぼ4倍となるという。

このような相互作用については約20年前から知られていたが、
リスクを定量化したのは今回が初めて。


上記2製剤と同じマクロライド系抗生物質である
アジスロマイシンは
このような問題を引き起こすことはないという。


この報告は、カナダ医師会誌
「Canadian Medical Association Journal(CMAJ)」
オンライン版に1月17日掲載された。



今回の研究では、
1994~2009年にカルシウム拮抗薬を使用していた
66歳以上の患者のデータを収集。
このうち低血圧で入院した患者を分類し、
入院前にマクロライド系抗生物質を使用していたかどうかを調べた。
その結果、
7,100人が低血圧またはショaックで入院しており、
エリスロマイシンまたはクラリスロマイシンの服用により
リスクが増大することが明らかにされた。


この2製剤は
肝臓でカルシウム拮抗薬を分解するのに必要な酵素を
阻害することにより、危険な低血圧を引き起こすと
Juurlink氏は説明している。


米マイアミ大学ミラー医学部教授のBarry J. Materson博士によると、
グレープフルーツ果汁も同じ酵素を阻害し、
カルシウム拮抗薬の濃度上昇をもたらすことがあるという。

今回の研究は、
抗生物質を使用する原因となった感染症によって
低血圧またはショックを来した患者の数が明らかにされておらず、
グレープフルーツジュースを摂取していた人の数が
わかっていない点でも
限界があるとMaterson氏は指摘している。

同氏は、
「いずれにせよ医師、薬剤師および患者は、
グレープフルーツ果汁および
マクロライド系抗生物質(アジスロマイシンを除く)が
いずれもカルシウム拮抗薬の血中濃度を上昇させ、
低血圧やショックを引き起こす可能性のあることを
理解しておくことが重要である」
と述べている。




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