難治性の根管治療
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・歯の形や構造が複雑 ・歯根の数が多い ・歯根が曲っている ・治療中に大きく口を開けていられない などの要因が根管治療を難しくします。
治療を中断して悪化させる場合は 言うまでもありません。
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難治性根管治療と咬合療法との関係
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態癖(生活悪習癖)による外力が続いていると 根管治療による痛みが取れ難い傾向にあります。
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難治性根管治療と栄養療法との関係
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鉄欠乏性貧血に加えて いくつかの栄養障害(栄養素不足)が重なると 根管治療による痛みが取れ難い傾向にあります。
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難治性根管治療への対策
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<根管治療の技術> ・日本で最初に根管治療の研究を始めた東海林芳郎先生 ・神奈川歯科大学教授石井信之先生 ・米国歯内療法学会認定専門医石井宏先生 ・東京医科歯科大学非常勤講師吉岡隆知先生 などのコース(セミナー)で 知識・技術向上に努めています。
<咬合療法> 咬合療法研究会にて 知識・技術向上に努めています。
<栄養療法> 栄養療法研究会にて 知識向上に努めています
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根管治療専門医(エンド専門医)<自費治療>
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本当に治療が困難な 一部の難治性根管治療は 専門医の出番となります。
専門医は 理論や技術、使用機械や器具も特別です。
例えば、 歯を削る場合、 歯を3層に分けて考えると (1)表層 (2)中間層 (3)深層 のうち、 (2)中間層と(3)深層を削る場合には、 新品のバー(切削器具)を下ろして、 尚且つ使い捨てにする先生もいます。
根管治療用「ファイル」も 毎回新品を下ろして、 尚且つ使い捨てにする先生もいます。
当然、自費治療になります。
ご希望があれば 紹介状をお書き致します。
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根管治療専門医(エンド専門医)の治療費用
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前歯、小臼歯、大臼歯は 根管(歯根)の数が異なります。 虫歯の大きさや炎症の程度によって 治療の難易度は変化します。
<根管治療のみ> 15万円〜30万円(1歯につき)
<冠作製まで> 25万円〜45万円(1歯につき)
米国でも同様の治療費がかかります。 ですから、 米国では場合によっては 抜歯してインプラント治療をした方が 安上がりということも珍しくありません。 米国の根管治療専門医は 安易にインプラント治療を選択しないよう プロモーション活動に懸命です。
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根管治療専門医(エンド専門医)の治療回数
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<根管治療のみ> 通常1〜2回です。
その分、治療時間が長いですので、 大きな口を長時間開けていられることが 前提条件となります。
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根管治療専門医(エンド専門医)の場所
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根管治療専門医は大都市圏でなければ成立しません。 東京駅から数駅の範囲にあります。
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