ピクチャ 4

[口腔カンジダ症とは] 

口腔内で発生するカンジダ(主にCandida albicans) による
感染症です。
鵞口瘡(がこうそう)とも呼ばれます。
カンジダ菌は口腔内の常在菌ですので発症しません。
免疫力が下がった時に症状が現れる日和見感染です。




[口腔カンジダ症の症状] 


 ・口腔内の偽膜(レース様白膜)
 ・口臭症
 ・舌痛症
 ・バーニングマウス症候群
 ・口角炎
 ・正中菱形舌炎
 ・口内炎
 ・虫歯
 ・重度歯周病
 ・急性壊死性潰瘍性歯肉炎(ANUG)
 ・上顎洞炎(副鼻腔炎)
 ・嚥下困難(飲み込み難い)
 ・咽喉の違和感
 ・食道ポリープ
 ・偏食(好き嫌い)
 ・ばっかり食べ(食品中毒)
 ・鼻茸
 ・鼻炎
 ・鼻閉(鼻詰まり)
 ・中耳炎(再発性中耳炎)
 ・拒食症
 ・夜間の過食症
 ・カンジダ性皮膚炎が治らない
 ・川崎病(PM2.5中のカンジダ)




[口腔カンジダ症の種類] 

(1)偽膜性カンジダ症
(2)肥厚性カンジダ症(カンジダ性白板症)
(3)紅斑性カンジダ症




[口腔カンジダ症の検査] 

カンジダ症が疑われる部位から綿棒で採取して、2日間加温しながら
培養、その後室内温度で5日間培養、合計7日間培養して検査します。
保険診療です。




[口腔カンジダ症の治療] 

主な治療法は、栄養医学療法と乳酸菌整腸薬の内服と抗真菌薬の
外用、口腔ケアが効果的です。
抗真菌薬としてはミコナゾール、イトラコナゾール、アムホテリシン
Bが、症状や他の薬剤の使用状況などに応じて選択します。




[口腔カンジダ症の栄養学] 

鉄分が不足すると体内・体外ともにカンジダ菌を含むカビ(真菌)が
生えやすくなります。




[カンジダ
症に伴う口角炎] 

口角炎は栄養障害(栄養素不足)や胃腸の不調がベースにあって、
さらにカンジダ
菌が増加した場合に発症することが多いです。

口腔カンジダ症用の抗真菌薬 


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口腔カンジダ症

更新日:2018年11月2日