[金属アレルギーのパッチテストの手順]
(1)初診時には、金属の位置や歯肉の炎症など口腔内諸検査を 行います。 パッチテストは2回目の診察以降になります。
(2)2回目の診察以降に、試薬のパッチを背中に貼付します。
(3)48時間後(2日後)に、来院可能であれば、当院にて 検査パッチを外します。 1回目の判定を行います。 来院不可能の場合には、家族や友人に依頼して 検査パッチを外す前の状態を、写真に撮ってもらいます。 その後、検査パッチを外してもらい、外した状態で 写真を撮ってもらいます。
(4)72時間後(3日後)に、来院可能であれば、当院にて 2回目の判定を行います。 来院不可能の場合には、家族や友人に依頼して写真を 撮ってもらいます。
(5)7日後に、来院可能であれば、当院にて3回目の判定を 行います。 来院不可能の場合には、家族や友人に依頼して写真を 撮ってもらいます。
[注意事項]
(1)写真は高画質で撮影してください。 携帯電話の古い機種など低画質のものは不可です。 写真は高画質で印刷して持って来てください。 自宅にプリンターが無い場合には、カメラ店のプリント センターを利用する方法もあります。
(2)48時間(検査パッチを外すまで)は入浴禁止です。 シャワーも原則禁止です。 理容室や美容室で使用するシャワーガウンを使用すれば、 シャンプー、手足のシャワーは可能です。 ネット通販で数千円で購入可能です。 シャワーガウンを使用してもボディ(体躯)を洗うことは 不可です。 シャワーガウンを使用する場合には、長い方を背中に 向けてください。
(3)汗をかいやすい体質の人、汗をかきやすい職業の人の場合、 夏場の検査は適しません。 エアコンの効いた部屋での事務仕事の人であれば、夏場の 検査も可能です。
(4)検査部位にペンで位置決めの印を記入します。
(5)検査試薬が服に付着することがありますので、検査パッチを 除去するまでは肌着を着用してください。
(6)アレルギー反応が強い場合には、炎症によって皮膚に 色素沈着が起こり、跡が長期間残る場合があります。 水着を着たい場合には、秋に検査をする方が無難です。
(7)検査期間中は ・ステロイド剤 ・鎮痛薬(NSAIDs) ・抗アレルギー薬 など、炎症(アレルギー)を抑える薬剤は中止してください。
(8)ビタミン不足やミネラル不足の場合には、炎症反応が強く なって、検査結果が強陽性に出ることがあります。
[金属アレルギーのパッチテストの費用]
7000円+消費税
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