[歯を白く(3) 酸の強い飲み物に注意]  

(読売新聞  2010年1月21日)


酸蝕症という症状がある。
炭酸飲料や果物などが含む酸で歯が溶け、冷たいものを食べた
時などに歯がしみる知覚過敏が起こる。
さらに歯のエナメル質が変化して透明度が増したり、エナメル質が
溶けて、その下の黄色い象牙質がむき出しになったりし、歯の色が
黄ばんでいく。


1度溶けた歯を元には戻せない。
東京医科歯科大教授の田上順次さんは、「歯は毎日の食事で酸に
さらされ、ある程度の酸蝕は仕方がありません。酸性の強い
飲食物でも、そのとり方を工夫すれば、症状の進行を緩やかに
できます」と話す。

まず、控えたいのは「ながら飲み」。
仕事や運転をしながら、だらだら飲み続けるのは、歯が常に酸に
さらされていることになり、歯が溶けやすくなる。

ジョギングなど運動後の水分補給も注意したい。
口の中が乾いて、口の中を中性に戻す唾液が出にくい状態では、
さらに酸蝕されやすくなる。


エナメル質が溶けだすのはpHが5.5より低く、酸性度が強くなった時。
主な飲食物のpHを<表>で示した。


酸の強い飲食物をとった後、すぐの歯磨きは控えた方がよい。
酸にさらされた直後の歯は軟らかい。
ここで、歯を磨くと、さらに表面が削れやすいからだ。
歯磨きの目安は唾液の働きで口の中が中性に戻るまで、食後30分
程度おくこと。
この間、唾液が含むカルシウムやリンが、溶けた歯を元に戻す
再石灰化の働きもしてくれる。


田上さんは、「酸性の強い飲食物をとったらすぐ、お茶や水で
口の中を中和させるのも有効です。赤ワインにチーズ、紅茶に
牛乳など、再石灰化を促すカルシウムが豊富な乳製品を合わせる
のも良いかもしれません」とアドバイスする。




http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=19866  









 

<10>[歯を白く酸の強い飲み物に注意]     

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